作業用BGM配信イベント「now working」というイベントをやりました。聴いてくれた方ありがとうございました!今の配信の波に乗ったやつです。一人で10時間やりました。ながーーい。
イベントはアーカイブあるので、作業したいなーって時にどうぞ!
https://www.twitch.tv/videos/607557217
このイベントにあたり、考えてたこと全部書きたくなったので、勢いで書きますね~
やろうと思ったきっかけ
みんな配信イベントやってるやってないの俺だけ
になったので久々に復活。
もうちょっと言うと、実証実験用に1つレンタルした機材(後述)があって、そのレンタル期間で配信してみたいな~とふわっと思ったのもきっかけ。
昔やっていたのはまだFMEとかNLEとか使って、キャプチャはSCFH DSFつかって、アマレコ入れて…と今では聞かなくなったツールばっかなので、今回1からセットアップ。
イベントのコンセプト
配信するからにはイベントにしたくていろいろ考慮。で決めたのが以下。
- 機材レンタル期間内の4/29~5/2の間にやる。
- 休日はもうなんかうちの配信見てるより見る配信あるだろってなってるので平日にやる。準備の都合も考えた結果5/1に。
- 作業用BGMをテーマにする。クラブいけない人の救済というよりは、何かをやりながら気軽に聴ける選曲にする。平日配信だし。この時点でbpm160未満にすることを決める。自分のコンセプトからするとありえん。ぴえん。まあ練習になるし。
- リレー配信とかも考えたけどテストに時間かかりそうなのと、いろんな調整がいるので今回はソロでやる。回線に自信なかったのもある。結局大丈夫そうっていうのはわかったけど。ありがとうIPv6。
- 長時間配信する。在宅ワーク用なら在宅終わるまでやろうって決めて、1日やることにした。本来の私の勤務が9時~18時なので、とりあえずこの時間に合わせてやる。
セトリについて
何しろ9時間の長丁場なので、セトリをきっちり組むのは諦めることに(そりゃそうだ)
で、クラブ向けの楽曲はクラブでつなぐことを考慮した作りになっていて、前奏後奏が繋ぎやすくなったアレンジになっている楽曲が多い。
本来その部分を使って繋ぐとキレイにつながるんだけど、実際のところサブカル系のクラブイベントは早繋ぎ傾向にあるので、繋ぎやすいところまで流すと1曲フルがけになって長すぎてしまう。
そこで今回のイベントは、ちゃんとこの前奏後奏を使って繋いでいくことに。つまり基本フルがけ。
フルがけならあとは曲の雰囲気とBPMを合わせて、前奏後奏の位置にキューを打てばとりあえず下準備OK。
じゃああとはジャンルだねってなったので、1時間1セットにすることと、持ちネタ的にいけそうなジャンルを選択。
封印されし同人音楽をここぞとばかりに使っていくことも決める。札幌で言うところのOne Creditのレギュレーション。
音ゲー楽曲または関連アーティストの楽曲なら何でもいいよというレギュレーション。
結果9割ワンクレレギュレーションに沿った選曲になりました。
機材について
最初に書いた、レンタルした機材はこれ。
HDMIのスイッチャーです。安くてコンパクトな割にプロも使える本格機能モリモリな凄い機種。
本当は最近出たProをレンタルしたかったけど、在庫ないのと基本機能の実験するならProじゃなくていいし安いのでこちらを選択。
で、あとは家にあるものを接続。概要だけ書くと、Switch、iPhoneのカメラ出力、VJ出力をATEM miniに入れて、配信用PCに出力。
DJ画面出力はNDIを使って配信用PCに連携。
音声はDDJ400のマスタ出力をそのまま配信用PCに突っ込みました。本当はこれもATEM miniに突っ込みたかったけど、ノイズがのったので…
配信レイアウトについて
配信中の画面がこちら。一番情報量が多い画面がこれです。
情報量多いな!画像に書いてあるとおりなのですが、少しだけ追加で解説。
曲名部分は、DJ画面出力の各デッキの画像を同じサイズで2枚重ねて、あとは表示非表示を切り替えるだけ。切り替えはOBSのホットキーで設定できます。
このホットキーは別アプリ開いてても操作できるので有能。裏を返すと別アプリで作業中に触っても切り替わるので誤爆する。
なのでめったに使わないボタンをアサインするといいです。私は最初Ctrlにアサインしてましたが、コピペする時に誤爆したので、Altに変えました。
あとATEM miniで実証したかった「2つの入力をレイヤーっぽく重ねられること」「さらにその上にワイプ使ってもう1画面出せること」は確認できました。
ワイプは透明にできなかったんですが、クロマキー処理できるはず(技術的にはできそうだけど試してない)なので、うまく使えば、ね。
あと細かいところですが、作業用BGMなのでマイク(一応繋いでいた)で喋らないことと、映像は静止画でも30fpsでもなくぜっっっっっっっったい60fpsにするところは気をつけました。
感想
- フルがけ中心だったのと座ってつないでいたので案外楽、けど疲れた~10時間で結構疲れたので、24時間配信する界隈は凄すぎる…!
- 後半になればなるほどミス出るねやっぱり
- フルがけ楽しい、同人音楽買っておいたのが報われた感じがする、あと自分のエゴに走れるコンセプトのイベントにしてよかった
- あつ森は誰も来なかった、仕方ないね
- 昔「配信DJするなら、配信だからといって手を抜いてはいけない」と言われたことがあったのと、自分の性格上クオリティは上げるだけ上げてやりたかったので、頑張りました。結果行き着く所まではいけたかなと。私はとりあえずここまでできるぞ。
今後について
機材を返すのでこの豪華セットは一旦終了。次は機材を返してもこういう配信ができるかの検証。例えばNDIだけで構成してあのクオリティ出せるのか…?とか、配信とDJ一緒に…とか。
配信環境があって配信DJしたいのなら、イベントはなければ作ればいいのよ精神でやっちゃおう。
配信イベントコラボのお誘い、技術的な相談もお待ちしてます。
あとこういう検証してるのも実際の箱イベで色々やりたいからなので、早く終息させないと。